検査遺伝子
DNM1(ダイナミン1) 遺伝子によって発現するタンパク質は、アクチンなどの細胞骨格タンパク質の結合および細胞内の物質移動に関与しています。本検査では、運動誘発性虚脱に関連する1種類の遺伝子変異を対象としています。
遺伝病の説明
運動誘発性虚脱は、激しい運動中に犬が後肢を使用できなくなる障害です。年齢や健康状態によって症状の程度に差はありますが、多くの場合、約10〜20分間、後肢を動かせなくなる一時的な症状が見られます。特定の個体では過呼吸、めまい、混乱などの症状を伴うこともあります。