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肥大型心筋症(総合)

検査遺伝子

MYBPC3(ミオシン結合タンパク質C、心筋型)は、猫をはじめ人間やマウスなど哺乳類の心筋運動機能と深く関係していることが知られている遺伝子です。本検査では、MYBPC3に加え、MYH7(ミオシン重鎖7)、ALMS1(アルストローム症候群タンパク質1)など、先天性肥大型心筋症に関連する最大5種類の遺伝子変異を対象としています。検査された遺伝子の種類は、詳細情報にてご確認いただけます。

遺伝病の説明

肥大型心筋症(ひだいがたしんきんしょう)は、猫における心臓疾患の中で最もよく見られるものです。筋肉で構成された心臓の壁が正常よりも厚くなることで発症し、心臓内部の空間が狭くなるとともに、心筋の動きが異常となり、心臓全体の機能効率が低下します。その結果、他の臓器にも機能障害を引き起こす可能性があります。